在宅医療はいつから?受けられる条件と始めるタイミング
- 米子の在宅医療・緩和ケア よだか診療所
- 2024年3月7日
- 読了時間: 4分
更新日:3月9日

みなさん、こんにちは。米子市の在宅医療「よだか診療所」の院長、前角です。
今日は 「在宅医療はいつから受けられるのか?」 についてお話しします。
というのも、「病院に行くのがしんどくなってきた」「通院が負担になってきた」と感じている方が多いからです。
在宅医療は「病院に行けなくなった人」だけが対象ではありません。
「体調が悪いとき、家で診てもらえる選択肢があると安心できる」——そんな方こそ、一度在宅医療を検討してみませんか?
【通院できている】から大丈夫?
例えば、持病があり、長年 大きな病院で専門外来を受診している 方がいらっしゃるとします。
✅ 1~3か月に1回の定期通院でお薬をもらっている
✅ タクシーやバス、家族の助けを借りながらなんとか通えている
✅ 診察の待ち時間は長いけれど、病院に通うのが当たり前になっている
「通えているなら、在宅医療なんて必要ない」と思われるかもしれません。
しかし、こんな 「もしも」 を考えたことはありますか?
もしも体調に異変を感じたら?
⭕️選択肢①:救急外来に行く ➡ たくさんの急患に交じって、体調が悪い中なんとか受診。 ➡ 時間外なら、いつもの主治医に相談できない可能性も。
⭕️選択肢②:救急車を呼ぶ ➡ そのまま 入院 ということも。 ➡ 「少しの間の入院のつもりが、自宅に戻れなくなった…」というケースも少なくありません。
こんな 「想定外の事態」 を防ぐために、在宅医療が選択肢として重要になるのです。
外来の先生がかける言葉の意味
もし外来の先生から、
💬 「何かあったらいつでも相談してください」
💬 「体調の変化に気をつけて」
💬 「何があってもおかしくないですよ」
こういった言葉をかけられたとしたら、それは 「今後、体調が不安定になりやすい」というサイン かもしれません。
外来の主治医がそう言う背景には、
✔ これから病気が進行する可能性がある
✔ 体調を崩してしまうリスクが高まっている
✔ でも、できるだけ自宅で過ごしたいという想いを尊重したい
という思いがあるからです。
こんな悩みがあれば在宅医療を検討してみませんか?
✅ 「通院できているけど、体調が悪い時にどうすればいいかわからない」
✅ 「救急車を呼ぶ以外の選択肢が欲しい」
✅ 「外来通院がしんどくなってきた」
✅ 「病院に行けなくなったらどうする?」
✅ 「親の通院が大変になってきた…」
このように感じたことがあるなら、一度 在宅医に相談してみる ことをおすすめします。
在宅医療では、
🔵 定期的に医師が診察し、体調の変化を細かくキャッチ
🔵24時間365日、電話相談が可能
🔵急変時はまず医師や看護師が駆けつける
といった仕組みで、患者さんとご家族を支えます。
(現在では、病院とほぼ同等の治療が在宅医療でも可能です。)
在宅医療を始めるタイミング
💡 「在宅医療が必要なのか?」と迷う方は多いですが、実は以下のようなケースではすでに適応となります。
🔹 よくあるご相談例
🟢 「抗がん剤治療中だけど、通院がしんどくなってきた」 ➡ 体調の波が大きくなり、点滴や痛みのコントロールを自宅でできるようにしたい。
🟢 「肺炎で入院するたびに体が弱ってしまう。次からはできるだけ家で過ごしたい」 ➡ 在宅酸素療法や点滴治療を在宅で対応可能。
🟢 「主治医から入院を勧められたけど、できれば家にいたい」 ➡ ACP(アドバンス・ケア・プランニング)をもとに、可能な限り在宅療養を続けるサポートを実施。
このように、「通院できるかどうか」ではなく、「在宅でのサポートが必要かどうか」がポイント になります。
まとめ:在宅医療を検討するタイミング
✔ 「通院はできているけど、緊急時の対応に不安がある」
✔ 「外来の先生に、何かあったら気をつけてと言われた」
✔ 「体調の変化が多くなってきた」
✔ 「通院がつらくなり、家でできる治療があるなら知りたい」
こう感じたときこそが、在宅医療を検討するベストなタイミング です。
在宅医療は、
✅ 病院に行かなくても十分な医療が受けられる
✅ 緊急事態を避けるための予防的な診察ができる
✅ 家族の負担を減らしながら、自宅での療養生活をサポートできる
もし 「自分も在宅医療を受けられるの?」 という疑問があれば、
🗨️ まずは気軽に在宅医に相談してみてください。
有事に備え、安心して自宅での生活を続けるために。
在宅医療という選択肢を、ぜひ知っていただけたらと思います。
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